604. 本塩釜観光
仙台出張中、仕事の合間に昼休み含めて2時間ほど空きました。
当初は2件目のお客様と「伊達の牛たん本舗」で昼食をしたあと、塩釜の営業所に移動しようとしました。
ところが、2件目のお客様との打ち合わせが10時半過ぎに終わってしまい、レストランの開店時間(11時)と空いてしまいました。
お客様とは別れて、ならばと、行ったことがない本塩釜の観光に行きました。
来春の常磐線が全通したあとに一泊して松島・塩釜観光をしようと、前の日にホテルで調べていたのが早速役に立ちました。
移動開始は10:50くらいで、天気は小雨でした。
傘は持っておらず、荷物も多い状態で本塩釜駅に着きました。
駅のコインロッカーに荷物を預けて、いざ本塩釜巡りです。
時間がそれほどないので、塩釜神社あたりへ行くことにしました。
駅を出て左に向かうと1kmていどで塩釜神社の入り口、男坂に到着するらしいです。
てくてく歩くとちょうど中間地点くらいの道路の右手に「太田屋」というお味噌屋さんがありました。
雨宿りがてらなかに入って「味噌ジェラート」を食べました。
これは美味しかったです。
ミルクの味もしっかりしながら、お味噌のしょっぱさもあり、さっぱりとした味でした。
太田屋を出て、塩釜神社に向かって5分ていど歩くと正面の男坂に到着しました。
一気に202段を上りました。
ダイエットで体重が20㎏以上落ちているうえ、スクワットも少々していました。
だからでしょうか、息は切れましたが結構すんなりと上ることができました。
石段の一番上から振り返ると、海が見えるとのことでした。
しかし、雨だからでしょうか夏も終わり木が茂っているからでしょうか、見えませんでした。
本殿にいくと二つ、立派な社が正面と右にならんでいます。
真正面の神様も大事ですが、実は右側の神様も大事とのことです。
右側にお参りして、正面にお参りしました。
願い事を書く板に勤め先の商売繁盛を書きました。
福岡へのお土産で、1個100円の「塩釜神社 志波彦神社」と書かれた七福神おみくじを買いました。
参詣も終わり、塩釜神社の女坂を通って帰ろうとすると、あやうく、その志波彦神社を通り過ぎるところでした。
坂のしたの別の場所にあると思い込んでいたので、慌てて参道を戻りました。
こちらでもお参りをしました。
宝物殿も行きたかったですが、時間がないのと、刀剣の展示品が多そうだったので素通りしました。
女坂を下りた後、ちかくに御釜神社という塩釜神社の末社があると看板を見ました。
せっかくだからこちらにも足を運び、小さなお社にお参りをしました。
駅までの帰り道、昼ごはんを何にするか考えていると、行くときにも目に入った「塩釜産あなご天丼」ののぼりがありました。
ふうらい坊という、落ち着いた地元の居酒屋風の料理屋でして、昼にランチとしてだしているみたいです。
地元の名物と聞いて、いかないわけにはいきません。
扉をくぐり、さっそく注文しました。
これが、あなご天もしっかりした量がありました。
また、あなごの頭と骨で煮出した甘辛い出汁も小雨のなか歩き続けた身には大変美味しかったです。
厚切りの刺身もとても新鮮でおいしかったです。
まだ昼休みの時間だったので部下に来てもらうのは申し訳なかったので、駅の反対側の出口で待っていました。
東日本大震災の津波がここに来たことはYouTubeの映像で知っていました。
そのときに、どの高さまで津波が押し寄せたかを残す標識がありました。
1m70㎝の高さまで来たそうです。
私がちょうど水没する深さだったのですね。
近くのイオンのまえには、津波に備えるために高台の遊歩道が整備されているようでした。
そうこうしていると、気を使ってくれた部下が12:50過ぎに本塩釜駅まで迎えに来てくれました。
昼休みだったのに、感謝感謝です。
来年に松島観光とセットで行こうと思っていた本塩釜観光ですが、これだけでも思いのほか楽しかったです。
また来ようと思いました。
次は本塩釜のマリンゲートから松島を観光船から眺めて、松島海岸で美味しい海鮮を食べたいです。